令和3年度の総合診療医ブラシュアップセミナーを開催しました。

【日 時】令和3年8月1日10:00~12:00

【講 師】島根大学医学部附属病院  院長 椎名 浩昭 先生

【テーマ】「島根県における、これからの島根大学医学部附属病院の役割」

【講 師】しまね総合診療センター  センター長 白石 吉彦 先生

【テーマ】「しまね総合診療センター  ~Neural GP network~」

 第1部は4月に病院長に就任された椎名先生にお話し頂いた。先生は「病院内・医学部内・地域内の真の連携強化は、その壁をとり機能強化を図ることが大事である」と述べられた。その為には「資本・智識・人材」の3本柱が必要で、これが1つでも欠けると安定して地域に医療が提供できないとされ「戦略的な病院運営の構築」「基礎医学部門との連携」「県立中央病院との連携強化、出雲医療圏での臨床研修医の確保」を挙げられた。またCovid-19対策は、「災害と認識し入院調整や重症患者受入れのシステムを構築し低い死亡率を実現している」と述べられた。

 第2部は白井先生にしまね総合診療センターをご紹介頂いた。また、先生の医師としての歩みやプライベートでの楽しみ方を熱くお話し頂いた。島根の総合診療に新しい風が吹き、今後の更なる発展を感じた。

椎名先生 白石先生