地域医療体験実習Ⅰ(夏季・春季地域医療実習)
各地域に分かれて、夏季・春季に地域医療実習を実施しています。
島根大学医学部では島根県と連携して、地域の医療機関での活動や連携を体験・学習し、地域医療や公衆衛生業務に対する理解を深めることを目的とする夏季・春季地域 夏季・春季地域医療実習は、島根大学医学部が島根県と連携して行う実習である。2次医療圏の7つの保健所が、圏域の医療機関や福祉施設、地域包括支援センター、医療機器メーカー等に依頼・調整を図り企画するものである。学生たちは体験や見学を通して、地域医療の現状や公衆衛生業務に対する理解を深める。
■令和6年度地域医療体験実習Ⅰ(夏季地域医療実習)報告会
【期 間】 令和6年8月23日(金)14:00~16:00(Web開催)
【参加者】 学生21名 報告会:学生 21名 担当指導者:13名
【概 要】 島根県7圏域の保健所と病院関係機関の協力を得て夏季地域医療体験実習を行った。全国4つの大学から医学生21名が参加した。 8月の暑い中、積極的に実習を行い、実習先での即興報告会でもしっかりと疑問点や今後の課題を報告ができたことは大きな成果であった。 最終日の報告会はオンラインで行われた。4グループに分かれ「一番印象に残った体験」「地域医療の良いところ・課題」「地域医療の課題の解決策」について活発にグループワークを行い代表者が発表を行った。今回の実習が学生達にとって大きな刺激となり今後のモチベーションに繋がることを期待する。
■令和6年度地域医療体験実習Ⅰ(春季地域医療実習)報告会
【日 時】 令和7年3月7日(金)14:00~16:00(Web開催)
【参加者】 学生7名 報告会:学生6名、担当指導者:10名
【概 要】 島根県の7圏域に所在する保健所において、実習計画を立案いただき、関係機関のご理解とご協力のもと実習が無事終了した。実習開始の1週間前には、布野助教によるオリエンテーションが実施され、本実習の詳細について説明が行われた。また、保健所長からは医療・介護連携や地域の課題について説明を受け、実習施設では地域医療の役割を学んだ。病院や診療所では外来診療の見学や訪問診療・訪問看護に同行し、多職種連携や住民の生活に触れた。7日の報告会では、各グループに分かれ、「一番印象に残った体験」「地域医療の良い点と課題」「地域医療の課題解決策」について話し合い、各グループの代表者が発表を行った。今回は7名という少ない参加者の中で行われた実習であったが、この報告会を通じて、実習が非常に有意義で実りあるものであったことが窺え、参加者は、地域医療の現状を肌で感じることができた
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