【日 時】 令和4年8月7日(日)10:00~12:10 

【参加者】 111名

【講 師】 

  第1部:大阪大学大学院医学系研究科 感染制御学 教授 忽那 賢志 先生

  第2部:島根大学医学部附属病院  感染制御部副部長 ICTリーダー 准教授 羽田野 義郎 先生

     第1部は、大阪大学感染制御学の忽那賢志先生に「COVID-19アップデート」のテー マで、COVID-19の基本的な情報、現在主流となっているBA.5の
    状況、ワクチンおよび 治療薬の有効性について、国内・海外の文献やデータをもとにお話し頂いた。 COVID-19の収束が不透明な中で、先進的な知見を持
    たれる先生の講義内容には、講演終了後にも多くの質問が 寄せられ、活発な議論が交わされた。  

     第2部では、「抗菌薬適正使用とその周辺」のテーマで、 今年当大学の感染制御部に着任された羽田野義郎先生 に、薬剤耐性、抗菌薬適正使用を判断
    するためのAWaRe 分類、感染症治療期間等についてお話し頂いた。全国的 に感染症専門医が不足している中で、島根県において は、解決策の一つとし
    て、総合診療専門医が感染症の領 域を担ってほしいと話され、貴重な示唆を頂いた。