【実施日】令和元年10月1日(火)12:15~12:45

【場所】みらい棟 2F共通カンファレンスⅠ

【講師】島根大学医学部附属病院 集中治療部 助教 片山 望 先生

【参加者】13名

【概要】
 先生は、卒後3年目に麻酔科に入局されている。専門の小児心臓麻酔に取り組まれた小児専門病院や他大学での研修、国際学会での発表や海外での医療支援、麻酔科専門医の取得等、どのようにキャリアを積まれたのかお話を頂いた。また、現在大学院での臨床研究や心臓血管麻酔専門医の取得を目指されている。先生の「身をおける環境があるかが大事」「進路選択は多数あるが、最終的に選ぶのは自分」「身近なロールモデルをみつけよう」という学生へのメッセージが印象に残った。
 身をおける環境であるか見極めるのも自分であり、良い環境で得られる経験の質は高く、自己の成長に繋がる。つまり、先生ご自身が明確なキャリアビジョンを持ち、そこに到達するまでのキャリアプランの設計と具体的な行動がプロセスとしてあることが分かった。
 最後に学生が授業で学んだデルマトームと麻酔の関係について質問し、講演を終えてからも丁寧な対応をして下さり、教育・指導者の一面も垣間見えた。学生にとっても忘れられない時間になったと思われる。

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