【テーマ】介護保険活用術 最近の相談事例の傾向より

【日 時】平成29年6月20日(火)18:00~19:30

【場 所】島根大学医学部みらい棟2F共通カンファレンスⅠ

【講 師】松江市社会福祉協議会湖南地域包括支援センター 社会福祉士 三原佳代子 先生

【参加者】計23名

【概 要】】地域包括支援センターに寄せられる相談の8割は、介護保険制度に関するものであるが、家族による高齢者虐待への介入、年金支給日に急増する詐欺被害等への対応など広範囲かつエネルギーを必要とする事例が増えていることについて話していただいた。また、特定疾患が原因で介護が必要となった40-50代の患者のための、心のケアができるショートステイ先の必要性についても興味深い話を聞くことができた。

 学生からは「現場には介護保険の盲点をついた問題があり、その制度に該当しなかった場合の患者さんの苦しさが伝わってきた」「医療と介護の連携を迅速に橋渡しするために、多職種でチームを組みお互いの仕事内容や退院に向けて必要なことを共有する必要があると思った」などの感想が寄せられた。

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