地域医療体験実習Ⅰ(夏季・春季地域医療実習)は、島根大学医学部が島根県と連携して行う実習である。2次医療圏の7つの保健所が、圏域の医療機関や福祉施設、地域包括支援センター、医療機器メーカー等に依頼・調整を図り企画するものである。学生たちは体験や見学を通して、地域医療の現状や公衆衛生業務に対する理解を深める。

■令和5年度地域医療体験実習Ⅰ(夏季地域医療実習)

【期 間】 令和5年8月21日(月)~24日(金)
【報告会】 令和5年8月25日(金)14:00~16:00(Web開催)
【参加者】 20名
【概 要】 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、7圏域すべての保健所と病院関係機関の協     力を得て地域医療体験実習Ⅰ(夏季地域医療実習)を行った。 全国5つの大学から医学生20名が参加した。猛暑にもかかわらず積極的に実習を行い、質問をする姿が印象的であった。また、学生同士の交流についても活発に行われ、新たな交友関係を構築することが出来たものと思われる。 最終日の報告会をオンラインで開催した。4グループに分かれ「一番印象に残った体験」「地域医療の良いところ・課題」「地域医療の課題の解決策」の3テーマについて学びを共有し、代表者が発表を行った。有意義な実りある実習であったことが、報告会を通して窺えた。 地域医療の社会的需要や重要性がますます高くなっていく中、この実習を通して更なるモチベーション向上に繋げてもらいたい。

jisseki

■令和5年度地域医療体験実習Ⅰ(春季地域医療実習)

【期 間】 令和6年3月4日(月)~7日(木)
【報告会】 令和6年3月8日(金)14:00~16:00(Web開催)
【参加者】 実習:学生22名、報告会:学生18名、関係者:15名
【概 要】 島根県7圏域の保健所に実習計画を立案頂き、病院、診療所、個人医院、地域包括支援センター、訪問看護ステーション等、関係機関のご理解とご協力を得て実習を行った。 低学年の参加が主で、地域に出かけるのは初めてという学生も多かったが、病院や診療所では外来診療の見学の他に、訪問診療・看護・リハビリテーションに同行し、地域住民の生活や多職種連携の実際を学ばせて頂いた。

春期実習