令和2年度第7回Career Webinarを開催しました。

【日 時】令和2年12月7日(月)12:15~12:45

【講 師】島根大学附属病院周産期母子医療センター/小児科学講座 
      助教 吾郷 真子先生

【参加者】10名

【概 要】

 「小児科Drの仕事-島根大学の場合-」というタイトルでお話し頂いた。先生は島根県出身で本学卒業後、小児科に入局されている。小児科医の仕事は、私たちがイメージするような風邪や胃腸炎などを診察する一般小児科を軸とし、健診や予防接種等の保健業務がある。市中病院では一般小児科の診察をするが、大学病院では専門分野の診察を主としている。
  先生は新生児医療が専門である。大学病院は専門分野の医師が一つの施設に集まっており連携がとりやすいことが特徴である。都会では患者数も多いが専門分野ごとに施設が違い、転院を余儀なくされる場合がある。その点大学は、仲間がすぐそこにいて相談できるのは良い環境だと話された。
 また、来年4月に新しくなるNICUの可愛らしい壁紙のデザイン案を見せていただいた。島根県の新生児医療がますます盛り上がっていくことが期待される。新生児医療は体力もいるがon-offが割とはっきりしており、女性医師でも働きやすい診療科であると優しい笑顔で話された。

吾郷先生A

吾郷先生B