医学部の地域枠推薦3期生として本学に入学され、卒業後は島根大学附属病院の初期臨床研修制度の下、2年間のうち5カ月間を県外の病院で研修を受けたこと、また、後期研修に入ってからは本学の総合診療プログラムの下、腎臓専門医・透析専門医を目指しながら、学生時代からのライフワークである公衆衛生活動にも力を入れておられることについて話していただきました。

 地域枠学生にとって、義務年限と奨学金のことは頭から離れないことであるが、地域枠入学だったことが将来のことを具体的に考えるきっかけにもなり、学生の頃から出身地域の行政担当者や大学の地域関係の教官といった大人と関わることが多く、それが後に医者になってから迷った時、困った時の相談相手となってくれていること。また、診療科を選択する時は運命を感じた講座がなければ、誘って下さった先生の講座に入るのもご縁。何をするにも仲間・友人が大事、学生時代からの縦横の繋がりを大切にしてほしいとメッセージをいただきました。

12月18日ランチョンセミナー