令和2年度第8回地域医療ウェビナーを実施しました。

【テーマ】我が国の災害医療体制について

【実施日】令和3年2月22日(月)18:00~19:30

【講 師】東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科

     救急災害医学分野 教授 大友康裕 先生

【参加者】70名

【概 要】
 阪神・淡路大震災と東日本大震災を筆頭に、平成の時代は多くの災害に直面した時代として記憶されている。発生直後の急性期から、被災者らが避難生活を送る慢性期まで、その都度、さまざまな教訓を得て、DMAT(災害派遣医療チーム)の発足やEMIS(広域災害救急医療情報システム)の整備がなされてきた。災害医療体制も時代に合わせて進化を遂げ、熊本地震ではそれらの教訓が生かされ、有効な救助活動が行われた。先生は今後も防ぎえた災害死を可能な限り減らしていきたいと話された。
 災害医療の第一人者である先生にお話し頂き、日本の災害医療体制について、知見を深めることができた。また、いつ起きるかわからない災害に備えて、常に準備態勢を整えておくことの重要性を強く感じた。

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