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【実施日】令和3年8月26日(木)18:00~19:00

【テーマ】1.価値観が変わる?ちょんぼしイイ話
        ~Island Doctorは本当に幸せなのか~

     2.初代チーフレジデントの活動

【講 師】島根県立中央病院 坂口 公太 先生

     隠岐広域連合立隠岐病院 小川 将也 先生

【参加者】36名

【概 要】

 坂口先生と小川先生は、今年しまね総合診療センターの初代チーフレジデントに就任された。そのお二人が昨年の11月以来、再びタッグを組まれ地域医療Webinarの講師をお務め頂いた。
 坂口先生がファシリテーターとなり、隠岐病院に赴任されて3年目になる小川先生が離島での診療の状況や医師としての成長をもたらした2症例、プライベートをご紹介頂いた。テーマの「ちょんぼしイイ話」の『ちょんぼし』は隠岐の言葉で「ちょっと」の意味だそうで、学生にとってはちょっといい話がちりばめられた内容であった。また、副題の「Island Doctorは本当に幸せなのか」は意味深な問いかけであったが、その答えは講演早々に「仕事とプライベートを充実させたい方は隠岐病院へ」とPRに転じられた。
 オンライン開催の講演は、学生への問いかけや回答など参加型で、視聴頂いている先生方からのメッセージもチャット上で飛び交う等双方向性で行われた。先生方からは「離島発 いますぐ使える! 外来診療 小ワザ 離れワザ」本の紹介や「患者中心の医療」、「コミュニケーション能力の身につけ方」等経験値から発せられる医師としての対応や姿勢についてメッセージを頂いた。
 最後に、総合診療センターの活動やチーフレジデントの活動について説明があり、チーフレジデントに期待すること等、参加学生に意見が求められた。