【テーマ】離島医療のすすめ

【日 時】令和元年6月21日(金)18:00~19:00

【場 所】島根大学医学部講義棟1階 国際交流ラウンジ 

【講 師】隠岐病院診療部長、地域連携部長、島の医療人育成センター長 加藤 一朗先生

【参加者】21名

【概 要】加藤先生は隠岐病院にご勤務の産婦人科医で、漫画「コウノドリ」17巻離島医療編のモデルです。セミナーを通して参加者の離島医療のイメージがプラスに転化することを期待するという発声から始まった先生のお話は、最初に学生が上げていたマイナスイメージを大きく払拭するものでした。先生は、隠岐に産婦人科医が不在になった時、産婦人科専門医の資格を取得されています。ICLS・JPTECをはじめ救命にかかる様々なインストラクターの資格をお持ちで、平成29年には離島医療に必要な人材の育成及び招聘を目的とした島の医療人育成センターを立ち上げられています。

 その実践の状況や本土への救急搬送を含む症例の紹介、そして、国家試験問題からどのようにアセスメントし解答を導くのか等内容多彩でした。先生は我々の反応を見ながら「ここは笑いどころ」と突っ込みを入れて下さり、笑い且つ学ぶという展開の中で、人材を育成することの意味やチーム医療の重要性など多くのことを学ばせていただきました。

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