【実施日】令和6年2月23日(金)14:30~2月24日(土)12:00
【場 所】かなぎウェスタンライディングパーク
【参加者】対面25名
【概 要】
・2月23日(金)
 1.若手医師による「それぞれの1日と総合診療のやりがい」レクチャー&ディスカッション
  益田赤十字病院 波多野先生、邑智病院 邉田先生、知夫診療所 加藤先生よりそれぞれが普段どの様にご活躍されているのかを発表して頂き、その後スモールグループでディスカッション、最終的に全体でディスカッションする形で行った。活発なディスカッションが行われ、それぞれの先生方が気さくに質問に答えて下さり、終始和やかな雰囲気であった。


 2. 初期研修医、専攻医、指導医による「総合診療の卒前・卒後教育について」のディスカッション
  夕食を囲みながら総合診療の卒前・卒後教育についてのディスカッションを行った。現在の島根の良いところ、改善すべき点など多数の意見が出た。今まで実際に顔を合わせた事のない医学生、初期研修医、専攻医、指導医が一堂に会して総合診療の未来を共に考えられた事が何よりの収穫であると考える。

・2月24日(土)
 3. 指導医による「総合診療レクチャー」
   島根大学 長尾先生、波佐診療所 佐藤先生、隠岐病院 助永先生に明日からの診療に役立つ総合診療レクチャーをして頂いた。講師の先生方が経験された事や実践されている事を初学者でも分かるようにレクチャー頂き、医学生、初期研修医、専攻医、指導医が現場に戻った際に実践しやすい内容であった。ディスカッションも活発に行われ、学びの多い時間となった。

(総括)
   今回は島根大学から2時間半離れた浜田市金城町で研修医・専攻医・指導医意見交換会を実施した。これだけ遠方の開催にも関わらず25名の方が現地参加してくださり、島根の総合診療に対する熱量を改めて実感する事が出来た。
   今回の意見交換会を通して、医学生・初期研修医の先生方にとっては総合診療の実践について理解を深める良い機会、専攻医・若手の先生方にとっては自身の日常を振り返る良い機会、指導医にとっては若手のニーズを把握し、効果的な教育プログラムを構築する為の良い機会となった。
     また、
今まで会った事のない参加者やwebでしか会った事のない参加者が対面での交流を通して、共に島根で総合診療をしている(興味がある、目指している)という仲間意識を深める事が出来たと考える。今後も交流を通して出来た繋がりを大切にし、総合診療を志す若者のサポート強化を進めて行きたい。

集合写真令和5年度