令和6年度第1回しまね総合診療の集いを開催しました。

日 時:令和6年4月27日(土)14:00~18:00
場 所:島根大学医学部附属病院みらい棟4階「ギャラクシー」
テーマ:EBMerな集い 〜総合診療を知り、EBMに触れる〜
講 師:聖母病院 総合診療科部長 南郷 栄秀 先生
参加者:25名(医師11名・医学生14名)
【概要】
 南郷先生は総合診療医として勤務される傍らEBM教育にも精通され、医師・多職種・学生などを対象に、日本中で教育講演されている先生である。
 第1部は「地域の中で総合診療を行うということ」をテーマとして、医師の中でも混同しがちな、家庭医と総合診療医、総合内科医の違いや、総合診療医の強みについてお話しいただいた。講義の中で出てきた「総合診療医はカメレオンのような存在」という言葉が印象的であった。
 第2部は現在流行しているGLP-1ダイエットの論文を各グループで読みながら、EBMで問題を定式化する⼿法であるPICOや収集した情報や文献の内容を鵜呑みにせず、自分自身で判断する批判的吟味等について学んだ。
 今回の総合診療の集いは、医学生が主体となって開催したセミナーであった。たくさんの医学生・研修医・指導医が参加し、活発なディスカッションも行われ、充実した時間となった。

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