「医師になる君たちへ伝えたいこと」

【日 時】令和7年7月22日(火)12:10~12:40
【講 師】島根大学医学部附属病院卒後臨床研修センター センター長 大嶋 直樹 先生
【場 所】みらい棟2階共通カンファレンス室1
【参加者】23名(学生9名)
   

   先生は卒業後に消化器内科に入局。当時はまだ地域枠制度は存在しなかったが、40名以上の同期が母校に残り、大学全体に母校を盛り上げようと言う強い雰囲気が感じられたそうである。その後、県内外での診療や研究を通じて専門性を高められ、炎症性腸疾患の分野では難病研究班の一員としても活躍された。さらに、ご家族と共に渡米し、免疫の研究に従事され、研究成果のみならず、家族と過ごしたその時間自体が、先生の人生観を大きく変える経験になったと振り返られていた。帰国後は地域医療支援センターで若手医師の支援に尽力され、「内科プロジェクト」を立ち上げ、内科医の育成にも大きく貢献されている。

   最後に先生は、「どんな未来が訪れても生き残れる実力を身につけ、選択肢を広げておくこと。そして、誇りを持って母校や島根の医療に貢献して欲しい」と、力強いメッセージを頂いた。

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