橋本先生

橋本龍也先生

【実施日】令和5年12月18日(月)12:15~12:45

【テーマ】君たちはどう生きるか
     離島から内視鏡トップナイフを目指すキャリアの一例

【講 師】島根大学医学部 内科学講座 消化器内科 高橋 佑典 先生

【参加者】19名

 先生は島根大学のご卒業である。松江市立病院での初期研修終了後、消化器内科に入局された。入局後は、初期研修で訪れた隠岐病院がとても魅力的で忘れられず3年目からは隠岐病院で研鑽を積まれた。隠岐病院では上部消化管カメラはもちろんのこと、大腸カメラも一手に引き受けられ技術を磨かれた。4年目に大学へ戻られると自信をもって研修を開始されるが、やはり大学では検査の多さに圧倒されたそうである。その後、浜田医療センターにも勤務され、また大学に戻りと島根県内複数の病院で研修されている。またその間に、全国学会での発表、日本語・英語論文の執筆、専門医取得と着実に前進された。

 先生が消化器内科を目指されたのは、初期研修中に消化管出血の患者さんとであったことが根底にある。地域病院での経験から内視鏡の面白さに魅了されたことと時を同じくして、放映された『情熱大陸』で消化器内科トップ・大腸がん内視鏡治療日本一の大圃研先生の特集をみて決意を固めたそうである。

 キャリアの提言として4つのメッセージを伝えられた。1.色んなところに身を置くこと。新しい環境への挑戦は荒波にもまれ、しんどいその時が、一番成長できる。2.メンターを見つけること。先生は指導医に恵まれたと話され3.みんな仲良くしよう。医師になると他科との協力関係が重要である。4.好きなことをしよう。自分の頑張れるものを見つけることの大切さをお話しされた。

 プライベートについても、赤裸々におはなしされた。現在はかわいい2人のお子様に恵まれお話の中でも、よきパパの姿が垣間見られた。

 消化器内科の魅力についても、検査から治療まで行えること、内視鏡の技術など成長が実感しやすいこと、研究テーマについても広く深くあること、医療機器の開発も目覚ましいことなどを話された。

 学生たちも自分たちの近い将来をイメージしやすかったのではないかと感じた。