島根生まれ島根育ちの脳神経外科医～これまでと、これから～

【日　時】令和７年１０月７日（火）
【講　師】島根大学医学部 脳神経外科講座　講師 吉金 努 先生（島根大学医学部29期生）
【場　所】島根大学医学部大講義室【参加者】59名(学生41名)
【概　要】
      セミナーは「もともと臨床医になるつもりはなかった」「人生は一度きり。好きなことをしていきたいという想いはあった」という衝撃的な言葉から始まった。吉金先生は臨床実習で小児科や脳血管障害の患者と向き合った経験から、人の命に関わる医療の重みを知り、脳神経外科の精密さと責任の大きさに強く惹かれたそうである。
　島根の医療に貢献したいと語る先生は、島根県を“高齢化が進む日本の20年後の姿”と表現され、この地で医療を学ぶことに意義があると語られた。また「勤勉であること、真摯に学ぶこと、手術を安全・確実に行うこと」という師匠の教えを軸に、技術と思いを次世代へ継ぐ責務を述べられた。
　最後に、「期待してくれる人の思いを胸に、『これは』と思ったら信じ続けてほしい。それがあなたの力になる」と力強いメッセージを贈られた。

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